中嶋しい
巨大じゃがいも・世界の子ども(ウクライナ他)とのコラボレーションアート
鎌倉生涯学習センター地下ギャラリーにて
2023年 2/7〜20まで
現代アート作家:浅野修先生の巨大じゃがいも作品と世界の子どもたちの絵が展示されています。

初日早朝、久しぶりの鎌倉へ行ってきました。
浅野先生の展示に参加させていただくのは実に2007年帯広美術館(浅野修展 虚と実)以来16年ぶり。
あの時初めて、私(中嶋しい)はブログを始めたのです。
懐かしい。あれから10年以上ブログを書いていたのに、数年前ぱったり書けなくなった・・・。
今回の浅野先生の展示がきっかけで
またブログを書こうかな・・・と思い始めております。
さて、展示風景。

昨年末に一度展示しているので、今日のために綺麗に整えて保管されていたスタッフの方々のお知恵に脱帽でした。誰がきてもすぐに手伝えるよう、わかりやすい指示書が添えられていました。
まあ、それでも絵と絵の間隔がそろわず定規とにらめっこして 「なぜ引き算ができなんだ自分!!」と己に呆れ(笑)
皆さんと笑いながら、小学生以下の算数レベルで何とか頑張りました(爆笑)
途中、鎌倉在住のピアニスト加藤美和子さん
(クレドソル七里ヶ浜主催:https://lit.link/kamakura7piano)がきてくださり作業に参加。

大切な指に怪我をしないかヒヤヒヤしながらも、いっぱい手伝っていただいてしまいました。助かりました。さすが美和子さん!
浅野先生の巨大じゃがいも。設置は若い男性たちがテキパキと。
奥に写っていらっしゃるのが、巨大じゃがいも制作者↓巨匠の浅野修先生。

この展覧会、いったい初日7日の何時にオープンなの?
と作業している私たちも知らない(笑)
浅野先生がおっしゃるには、「作業風景を含めて、大切な展覧会」であるとのこと。
つまり何時からなのか わからなまま(笑)
たくさんの素晴らしいお話をお聞きしながら、有意義な作業でした。(翌日から筋肉痛だったのは私だけ?ナイショ 笑 みなさんお若い!)

上記の写真は、アフリカの子どもたちが絵を描くときの工程を説明してくださったところ。
紙もペンもない子供たち。足で踏んだ繊維質のもの(?)を乾かし固め、紙にする。
絵の具もないからゴミを集めて切り貼りする。
この「行為」が今の日本の教育に足りないものをたくさん教えてくれる、と言うお話でした。

昨年8月のNHK日曜美術館でも紹介された、ウクライナの女の子が描いた絵。
戦争前までは、朝市に並ぶたくさんのカラフルなフルーツの絵を描いていたのに。

作業の合間合間に浅野先生のお話が聞けて、なるほど、先生の展示作業に参加する醍醐味を知った中嶋でした。
パレスチナ作家を支援する展示作業の時も上條陽子先生から、いろいろなことを教えていただいたのを思い出しました。
展示内容は、NHKで放送されます。
NHK BS1 2月23(木祝)18:00〜19:49
Eテレ 2月12日 日曜美術館アートシーンにて予告
